
身長/体重:180cm/77kg ポジション:外野手 背番号:51
生年月日:1973年10月22日 投打:右投左打
今やイチローは、アメリカで最も有名な日本人の1人と言って過言ではないだろう。
そのスピードや強肩、グラブさばき、そして芸術品のような打撃技術で、日米の野球ファンをとりこにしている。
愛知県に生まれたイチローは、愛工大名電高を経て1992年にオリックスに入団。
94年に「振り子打法」からヒットを量産し、プロ野球史上最多のシーズン210安打を達成。
翌95年には阪神大震災に見舞われた神戸復興のシンボルとして活躍し、念願のリーグ優勝に貢献。
96年には初めて日本一の美酒を味わい、オフの日米野球では、憧れのメジャーリーガーとの対戦を経験した。
イチローは2000年オフ、7年連続パ・リーグ首位打者の実績を引っさげ、ポスティング(入札)でメジャー移籍。
2001年、日本人野手初のメジャーリーガーは、年間116勝の歴史的快進撃を見せたマリナーズの核弾頭としてア・リーグ首位打者と盗塁王、さらにリーグMVPと新人王と数々のタイトルを獲得した。
また2004年には、前人未踏となるルーキーイヤーから4年連続の200安打を8月の時点で達成。
さらに、ジョージ・シスラーの持っていた年間最多記録を84年ぶりに塗り替えるシーズン262安打をマークし、自身2度目の首位打者に輝いた。
2006年、初めてメジャーリーガーが本格参戦した国別対抗戦ワールドベースボールクラシック(WBC)で、イチローは名実ともに日本の大黒柱として活躍。
出場した全試合でヒットを放つなど「王ジャパン」を引っ張り、世界一の立役者となった。
そして2007年はオールスターで史上初となるランニングホームランを放って日本人初のMVPに選出。
7月には2012年までマリナーズとの契約を延長し、シアトルの地元ファンを喜ばせた。
さらに首位打者こそ逃したものの、7年連続で200安打、ゴールドグラブ賞選出と奮闘し、本人も「やりきった」というシーズンを送った。
そしてメジャー8年目の今季。
個人レベルの話で言えば、近代メジャー新記録となる8年連続200安打に、開幕時点であと130本に迫っている日米通算3000本安打という大記録の達成がかかったシーズンだ。
この2大金字塔を打ち立てれば、将来の殿堂入りも現実味を帯びてくる。
その一方で、ルーキーイヤー以来遠ざかっているプレーオフへチームをけん引するのも、大黒柱たるイチローの役目。
かつてWBCで日本代表を優勝に導いたように、マリナーズを晴れ舞台へ導けるか。今年もイチローから目が離せない。


